ジエゴ・コスタにも“爆買い”の触手　中国・天津権健からメガオファー

　チェルシーのスペイン代表ＦＷジエゴ・コスタ（２８）にも“爆買い”の触手が伸びていると、２日付の英紙サンが報じた。同紙によれば、１部リーグに相当する中国スーパーリーグ昇格を果たした天津権健からメガオファーが届いているようで、その額は移籍金が９３００万ユーロ（約１１４億円）、ジエゴ・コスタへの年俸は２７００万ユーロ（３３億円）という。なお仲介人としては、元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏の息子、ダヴィデ・リッピ氏が担当しているという。

　チェルシーはつい先日、ブラジル代表ＭＦオスカーを同じく中国スーパーリーグに所属する上海申花に“強奪”されたばかり。同紙によれば、実は上海申花が当初獲得を狙っていたのもジエゴ・コスタだったようで、それはオーナーのアブラモビッチ会長が拒否したと伝えられている。

　昨季中国２部に所属していた天津権健は昨年６月に、指揮官として元イタリア代表ＤＦで、広州恒大の指揮官を務めた経験も持つファビオ・カンナバーロ氏（４３）を招へい。見事に１部昇格を果たし、先日はロシア１部ゼニトからユベントスも獲得に乗り出していたベルギー代表ＭＦアクセル・ヴィツェル（２７）を獲得するなど、新シーズンに向け着々と補強を進めている。