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マインツ武藤 17年は勝負の年「ここで活躍しないと未来はない」

[ 2017年1月2日 10:31 ]

マインツの武藤
Photo By スポニチ

 マインツの日本代表FW武藤嘉紀(24)が、17年を今後のサッカー人生を左右する「勝負の年」と位置づけた。約10日間の日本での休暇を終え、2日に羽田空港発の航空機で離日。新たな肉体改造にも取り組んでいるだけに、新年を「わくわくしている」とした上で、日本代表ではW杯ロシア大会出場に向けた大事なアジア最終予選の試合が控えることもあって「2017年はやっぱり、自分にとっても日本代表にとっても勝負の年。(自分としては)ここで活躍しないと未来はないという気持ち」となみなみならぬ決意を示した。

 欧州2年目の今季は、9月に右膝を負傷し、前半戦をほぼ棒に振った。それでも家族の支えなどもあって、右膝の状態も上向きで、日本での休暇中も母校・慶大などで体を動かしたという。慶大の後輩から「母校でサッカーをしながら刺激を受けた」ことを明かし「目標にされる選手でいたい」と気持ちをまた新たにした様子だ。

 完全復活へ、新たな肉体改造にも着手。長いリハビリ期間では「がんばろう、がんばろう」と“やみくも”に筋トレなどに励んだというが、周囲からの助言もあり「しなやかかつ強い筋肉にしないと」と視点を変え、「自分は前の筋肉が強いけど、後ろが弱い」と自身の弱点改善にも積極的に取り組んだという。

 日本滞在期間中には、今年が後厄に当たることもあり、「厄除け、護摩たきもやりました」とやるきに満ちた表情。現在の状態は「90%。あとはピッチでコンディションをあげられるか」と言い、完全復活へ、身も心もリフレッシュして欧州へ向け出発した。

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2017年1月2日のニュース