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鹿島 石井監督照れつつ天皇杯掲げる「もう1つのタイトル獲りたい気持ち強かった」

[ 2017年1月2日 05:30 ]

天皇杯を制し、喜びを爆発させる鹿島イレブン
Photo By スポニチ

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は元日に大阪・吹田スタジアムで決勝戦が行われ、鹿島が延長戦の末に2―1で川崎Fを下して第90回大会以来6大会ぶり5度目の優勝。J1年間王者と合わせて今季2冠を達成し、史上最多を更新する19冠目のタイトルを獲得した。

 前半42分にDF山本が右CKを頭で決めて先制。後半9分に追いつかれて延長戦に突入したものの、後半43分から途中出場していたMFファブリシオが延長前半4分に豪快に決めた右足ゴールが決勝点となった。

 昨年12月だけで7試合をこなし、選手に体調不良が続出していることもあって、後半までに3人の交代枠を使い切った石井監督は「できれば90分で決めたい気持ちで3人を投入した。私の思っていた通りにはいかなかったが、選手たちが力を振り絞って決めてくれた」と感慨深げ。表彰式後の記念撮影では、通常なら主将が掲げる天皇杯を小笠原主将に促されて照れながら石井監督が天高く掲げるシーンも。「惜しくもクラブW杯決勝で負けてしまって、その悔しさは選手には当然ながらあった。もう1つのタイトルを獲りたいという気持ちが強かった。その気持ちが表れたと思う」と今季2冠目を振り返った。

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2017年1月2日のニュース