広島　甲府からＭＦ稲垣が完全移籍「タイトル獲得に向けて最大限努力します」

　Ｊ１広島は２９日、Ｊ１甲府からＭＦ稲垣祥（２５）が完全移籍で加入すると発表した。

　東京都出身の稲垣は帝京高で主将を務め、日本体育大を経て２０１４年に甲府入り。Ｊ１リーグ戦の通算成績は８１試合６得点で、今季は３３試合５得点だった。

　稲垣は広島を通じ、「サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブの一員になれることをうれしく思います。クラブとともに成長しながら、タイトル獲得に向けて最大限、努力します。よろしくお願いします！」とコメント。

　甲府を通じては、「３年間ありがとうございました！僕自身の成長の為に新たなチャレンジをしたいという思いが強く、移籍させていただくことに決めました。３年前こんな僕をプロの世界に入れて下さり、今まで素晴らしい経験をさせていただいたヴァンフォーレ甲府には感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの温かいご声援のおかげで最初は何もわからなかった山梨も今では僕の大好きな場所になりました。あまりこのような形で感謝の気持ちを表すのは得意ではないので、自身が成長した姿を見せることで皆さんに恩返ししていけるように頑張ります！本当に素晴らしい３年間をありがとうございました」と談話を発表している。