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鹿島、強い!クラブW杯準優勝の勢い止まらず、天皇杯決勝進出

[ 2016年12月29日 14:58 ]

<鹿島・横浜>前半41分、土居はヘディングで先制ゴールを決めガッツポーズ
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 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は29日、準決勝が行われ、Jリーグの年間王者でクラブワールドカップ(W杯)準優勝の鹿島は大阪・ヤンマースタジアム長居で横浜と対戦。2―0で完勝し、優勝した第90回大会以来6大会ぶりの決勝進出を決めた。

 鹿島は大活躍したクラブW杯以降、体調不良が続いていたMF柴崎岳(24)が先発復帰し、いきなり存在感を見せつけた。前半41分、柴崎の絶妙な右サイドからのクロスに、ファーサイドのFW土居聖真(24)が下がりながらうまく頭を合わせてゴール左隅に決めて先制。後半28分には、MF永木亮太(28)のスルーパスをペナルティーエリア内で受けた柴崎が右から低いクロスを入れ、これを途中出場していたFW鈴木優真(20)が右足で決めた。

 横浜は0―1で迎えた後半26分に、途中出場していたMF中村俊輔(38)の左FKをニアサイドでDF中沢佑二(38)が流し、最後はDF金井貢史(26)が頭で押し込み1度は同点に追いついたかに見えたが、オフサイド判定でノーゴール。その2分後に重い2点目を決められ、優勝した第93回大会以来3大会ぶりの決勝進出はならなかった。

 決勝戦は来年元日に大阪・吹田スタジアムで行われ、鹿島はこの後、午後3時5分から日産スタジアムで行われる大宮―川崎F戦の勝者と対戦する。決勝のキックオフは元日午後2時。

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2016年12月29日のニュース