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GK榎本達也が現役引退 20年のプロ生活にピリオド

[ 2016年12月25日 14:24 ]

 J1のFC東京は25日、GK榎本達也(37)が今季限りで現役を引退し、FC東京普及部コーチに就任することが決定したと発表した。

 東京都練馬区出身の榎本は、浦和学院高から1994年に横浜入り。2003、04年と横浜で2度のリーグ戦年間王者を経験、優勝した01年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)ではMVPにも輝いた。07年には神戸、11年には徳島、13年には栃木へと移籍し、昨年からFC東京でプレー。リーグ戦通算でJ1は223試合、J2は60試合、J3は7試合に出場、今季はJ1リーグ戦出場はなく、FC東京U−23チームのオーバーエージ枠でJ3リーグ戦7試合に出場していた。A代表経験はないが、日本が準優勝した99年の世界ユース選手権(現U−20ワールドカップ)ナイジェリア大会ではメンバーに選出されていた。

 榎本はクラブを通じ、「プロサッカー選手として20年間、このたび現役を引退する決意をしました。まずはこの20年で在籍させていただいた横浜、神戸、徳島、栃木、そしてFC東京の社長をはじめクラブ関係者、チームスタッフ、チームメート、スポンサーやファン・サポーターのみなさんに厚く感謝申し上げます。高校を卒業してから、大した選手でもない自分が現役生活を20年も続けてこられたのは、たくさんの方に支えてもらったおかげです。とくに、どんなに辛いときも常にそばで励ましてくれた妻と3人の子どもには感謝してもし切れません」とコメントしている。

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