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川崎F4強!FW大久保”因縁の相手”にひざで先制弾「いいボール来た」

[ 2016年12月24日 18:02 ]

<天皇杯準々決勝 FC東京・川崎F>前半、川崎F・大久保がゴールを決める
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 第96回天皇杯全日本サッカー選手権は24日、各地で準々決勝が行われ、川崎Fが2−1でFC東京を下し、29日に行われる準決勝進出を決めた。

 今季限りで川崎Fを退団して来季はFC東京へ移籍することを表明しているFW大久保が“因縁の相手”に前半20分、先制ゴール。右サイドの深い位置からMF田坂が上げたクロスにひざを合わせてリードを奪うと、同28分にはMFエウシーニョがペナルティーエリア手前から左足で決めて追加点を挙げた。ロスタイム突入後の後半46分には途中出場のFW平山に頭で決められて1点差に詰め寄られたが、逃げ切った。

 大久保は「もっとできたと思うが、久々のゲームにしてはすごく良かった」と試合を振り返り、混戦の中でひざで決めた先制ゴールについては「背がちっちゃい(1メートル70)んで、DFの先に触ろうと思って。いいボールが来ました」と一言。「久々の試合で体がどう持つかと思ってたけど、次はもっといい形で入っていけると思う」とし、「この大会しかタイトルが獲れないんで、チーム一丸となってタイトル獲りたいと思います」と気合を入れた。

 29日に行われる準決勝で、川崎Fは大宮−湘南戦の勝者と横浜の日産スタジアムで対戦。決勝は来年元日に大阪・吹田スタジアムで行われる。

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2016年12月24日のニュース