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鹿島、世界2位の実力発揮 V弾赤崎「クラブW杯でチームはでかくなった」

[ 2016年12月24日 15:27 ]

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権は24日、各地で準々決勝が行われ、鹿島が4年ぶりとなる4強入りを決めた。

 クラブワールドカップ(W杯)準優勝の鹿島は、Rマドリード(スペイン)と延長戦を戦った決勝から中5日での試合だったが、FW赤崎のワールドクラスのゴールが決まって1−0で広島に勝利。後半12分にMF小笠原がペナルティーエリア内に出した絶妙な浮き球でのパスにFW赤崎が反応。ワンバウンドしたボールを角度のない位置から右足で逆サイドの左隅に突き刺して先制した。5分後の同17分にはDF昌子が相手MF柏を倒してPKを与えたが、同18分にMFアンデルソン・ロペスが右足で蹴ったPKをGK曽ヶ端が阻止。クラブW杯でも活躍した面々が天皇杯でも躍動して1−0で逃げ切った。

 赤崎は「満男さん(小笠原)からいいボールが来た。うまく打つことができました。前半からいいアシストを外していたので、次は決める気持ちで準備していました」とホッとした表情。「クラブW杯で非常にいい戦いができ、それを継続してチームとして戦うことを考えた。クラブW杯でチームは一回りも二回りもでかくなった。元旦まで行って優勝したい」と優勝宣言し、「チームの雰囲気もすごくいい。ゴールという形でもっとチームに貢献できるように頑張りたい」と気合を入れた。

 天皇杯準決勝は29日に行われ、鹿島は大阪・ヤンマースタジアム長居で横浜と対戦。決勝は来年元日に大阪・吹田スタジアムで行われる。

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2016年12月24日のニュース