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広島 酒気帯び運転で通訳逮捕を謝罪「近日中に厳正な処分を」

[ 2016年12月24日 16:04 ]

 J1広島は24日、同クラブで通訳兼用具担当を務める金大伸容疑者(24)が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで広島東署に現行犯逮捕された件を受け、クラブの公式ホームページに経緯を報告し、謝罪した。

 クラブは「2016年12月24日(土)6時50分頃、広島市内の路上で、弊クラブ所属の通訳兼用具担当・金大伸が運転する普通乗用車による追突事故が発生しました。この事故により、相手の乗用車を運転していた男性が負傷しておられる模様です。なお、その際に通報で駆け付けた警察官によって、酒気帯び運転が発覚しました」と報告した上で「このような不祥事を起こしてしまい、被害にあわれた方に対し、1日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、心よりお詫び申し上げます。併せて関係者の皆さまにご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。社内への注意喚起などを改めて実施し、再発防止に努めて参ります」と謝罪。今後については「警察による最終判断を待つことになりますが、人身事故か否かに関わらず、クラブとして重大な案件と判断しており、近日中に厳正な処分を行います」としている。

 クラブの発表によると、金容疑者は23日未明まで広島市内で飲食。24日に起床後、安芸高田市内にある練習場へ通勤する途中の午前6時50分ごろ、広島市内で信号待ちをしていた乗用車に前方不注意で追突した。相手の乗用車を運転していた男性は頸部に痛みを訴えているが、金容疑者にケガはないという。

 またクラブは、飲酒運転再発防止委員会(委員長:織田秀和社長)を即時立ち上げし、啓発活動を実施。広島県警察本部への協力を依頼し、クラブ職員への交通安全・飲酒運転防止の意識向上のためのプログラム(講習会)の実施やクラブ職員へ個人面談を実施するとしている。

 ▼織田秀和社長 弊クラブ職員が酒気帯び運転という極めて深刻な事態を引き起こしたことを、心よりお詫び申し上げます。また、事故により負傷された方に対し、1日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、大変なご迷惑をおかけしたことをお詫びし、お見舞い申し上げます。酒気帯び運転は、弁解の余地のない反社会的な行為であり、クラブとして厳しい処分を科す方針です。また、今後の再発防止に向けて、全選手、クラブ関係者に安全運転の取り組みを徹底いたします。

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2016年12月24日のニュース