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J3福島 田坂和昭氏の監督就任を正式発表「県民の皆様に喜びと笑顔を」

[ 2016年12月24日 13:52 ]

 J3福島は24日、来季の新監督に元大分、清水監督の田坂和昭氏(45)が就任すると発表した。

 広島県出身で、現役時代に平塚(現湘南)、清水、C大阪でプレーした田坂氏は2011年に当時J2だった大分の監督に就任。12年にはJ2の6位からJ1昇格プレーオフを制して“下克上”昇格を果たした。だが、13年はJ1最下位の18位に終わり、1年でJ2へ降格。引き続き指揮を執った14年はJ2で7位だったが、15年は第16節を終えて2勝5分け9敗と振るわず、最下位だった6月に解任された。

 その翌7月にはヘッドコーチとして古巣・清水へ5年ぶりに復帰。8月には大榎克己前監督の辞任を受けて監督として指揮を執ったが、9試合で3分け6敗と未勝利のまま、10月17日に3試合を残してクラブ初のJ2降格が決定した。11月7日の山形戦で11試合ぶり勝利を挙げたが、10試合連続勝ちなしのクラブワーストを記録するなど任された12試合で1勝4分け7敗で、シーズン後に退任。心機一転、今季はJ2松本のコーチに就任したが、今月18日に退任が発表されていた。

 田坂氏はクラブを通じ、「選手、スタッフ、クラブが高い競争意識を持ちチーム発展の為に、日々精進したいと思います。そして地域貢献にも力を注ぎ、サッカーを通じてサポーター、県民の皆様に喜びと笑顔が広がるよう全力投球で仕事に励んで参ります。是非スタジアムに来て声援を送ってください。宜しくお願い致します」とコメント。今季14位と低迷したクラブの立て直しに期待がかかる。

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2016年12月24日のニュース