Ｊ２徳島　ＭＦ島屋を完全移籍で獲得　山口のＪ３、Ｊ２昇格に貢献

　Ｊ２徳島は２２日、Ｊ２山口からＭＦ島屋八徳（やつのり、２７）が完全移籍で加入することが内定したと発表した。来年１月に行うメディカルチェック後に正式契約となる。

　福岡県出身の島屋は折尾愛真高、宮崎産業経営大を経て２０１２年にＪＦＬのＨＯＹＯ大分入り。１４年に当時ＪＦＬだった山口へ加入し、チームのＪ３昇格、Ｊ２昇格に大きく貢献した。リーグ戦の通算成績はＪ２が４２試合１０得点、Ｊ３が３６試合１６得点、ＪＦＬが７７試合２５得点。今季はＪ２リーグ戦全４２試合に出場し、チーム２位の１０得点をマークしている。

　島屋は徳島を通じ、「Ｊ１経験もある徳島でプレーできることをすごく嬉しく思うと同時に、来季は必ずＪ１に昇格してサポーターと共に喜びを分かち合いたいと思います！阿波おどりもこれから少しずつ練習していこうと思います。チームの勝利に貢献できるよう努力してまいりますので、よろしくお願いします」とコメント。

　３年間プレーした山口を通じては、「ＪＦＬから３年間、苦しい時も共に皆さんと乗り越え、２度の昇格、リーグ優勝を経験できたのは、僕のサッカー人生でもかけがえのない財産であり、誇りです。来季は別々の道を進むことになりますが、維新のピッチに凱旋してプレーすることをすごく楽しみにしています。山口のサポーターはいつも温かくブーイングを受ける機会もなかったので、その際はぜひ１万人を越えるサポーターのブーイングを受けてみたいです。今回の決断が良かったと思えるよう、まだまだ成長して活躍する姿を皆さんに届けれるよう頑張ります」と談話を発表している。