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元日本代表MF西紀寛が現役引退 36歳 沖縄SVが発表

[ 2016年12月21日 16:06 ]

引退を発表した西(右)
Photo By スポニチ

 磐田、東京Vなどでプレーした元日本代表MF西紀寛(36)が今季限りで現役を引退することが分かった。所属する沖縄県社会人リーグの沖縄SVが21日、発表した。

 西は千葉・市船橋高から1999年にJ1磐田に加入し、1年目から13試合で4得点を挙げて年間優勝に貢献。磐田の黄金時代に主力として活躍した。2004年にはジーコ監督率いる日本代表に選出され、アジア杯優勝を経験するなど国際Aマッチ5試合に出場。12年には、13シーズンを過ごした磐田を離れてJ2東京Vへ完全移籍し、2年間主力としてチームを支えた。14年にはタイのポリス・ユナイテッドでプレーし、15年は“浪人”。今季から磐田、東京Vでチームメートだった高原直泰(37)がFW兼監督兼代表を務める沖縄SVでプレーしていた。Jリーグの通算成績はJ1が255試合出場36得点、J2は73試合出場11得点。

 西はクラブを通じ、「選手、スタッフ、またスポンサー、ファン、サポーターのみなさま今シーズン応援ありがとうございました。ジュビロやヴェルディでともにプレーした高原代表に声をかけていただき、またともにプレーできたことは非常に感謝しています。チームの目標であるJFL昇格ができないままの引退になるのは残念ですが、自分自身の次なるステップに進むことを決めました。みなさま、1年間本当にありがとうございました」とコメントしている。

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2016年12月21日のニュース