×

柴崎、鮮烈な2発 大金星ならず「悔しい」

[ 2016年12月18日 22:55 ]

 鹿島の背番号10が鮮烈な2ゴールを決めたが、大金星には結びつかなかった。欧州王者に意地を見せても、柴崎は「勝てなかったのは悔しい。勝てるチャンスはあった」と笑顔はなかった。

 1点目は0−1の前半44分。土居の左クロスを左前方に落とし、こぼれたところを左足で突き刺した。圧巻は後半7分。中央で受け左に流れながら強烈な左足シュート。遠めから左下に沈めるスーパーゴールだった。

 ジーコ氏が背負った番号を受け継ぐMFは、後半途中に左から中央へとポジションを移してフル出場。「相手は延長でも質を維持していたが、こちらは落ちた。そこが課題」と反省した。初めて立ったクラブW杯の舞台で、最後に強烈な印象を残し「優勝できなかったのは残念だが、また挑戦できるように頑張る」と、余韻に浸ることなく先を見据えた。

続きを表示

2016年12月18日のニュース