Ｗ杯でビデオ判定採用も　ＦＩＦＡ会長「正しい判定の助けになるなら使うべき」

　国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のインファンティノ会長は１７日、横浜市内で記者会見し、今回のクラブワールドカップ（Ｗ杯）で試験導入されたビデオ判定について「満足している。最も重要なＷ杯で、正しい判定の助けになるなら使うべきだ」と話し、２０１８年Ｗ杯ロシア大会での採用を目指す考えを示した。今大会はＰＫやオフサイドの場面でビデオ判定が活用された。

　欧州クラブ協会が２６年以降のＷ杯の出場国枠の拡大に反対している件については「ＦＩＦＡは世界の機関で欧州だけのものではない。出場チーム数が増えても１チームの試合数は増えない」と強調した。