スカパー　Ｊリーグ放送から撤退…関連セット商品来年１月末終了

　スカパーＪＳＡＴは１５日、公式ホームページ上でＪリーグ放送からの撤退を表明した。０７年から今季までの１０年間、有料放送でリーグを中継。来季から１０年で約２１００億円の大型契約を結んだ英動画配信大手パフォーム・グループと、従来通りの放映を目指して交渉を続けていたが、不調に終わった。Ｊリーグ関連のセット商品は来年１月末で終了する。

　Ｊリーグはサイト上で来季について「有料ライブ放映はＤＡＺＮ（ダ・ゾーン）のみの放映となります」と発表。地上波放送、ＢＳ放送については今季毎節１試合ほど放送したＮＨＫとの契約を更新し、従来通りの規模で放送が見込めるとしている。地上波、ＢＳ合わせて１５試合を放送したＴＢＳとの交渉も続けている。

　ＤＡＺＮはＪ１、Ｊ２、Ｊ３の全試合を生中継する予定。月額１７５０円（税抜き）でドイツやイタリアのサッカー１部リーグやプロ野球、バスケットボールなど他のスポーツとともに見放題となる。