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Cロナ来日 夜明け前も500人お出迎えにウインク&サムアップ

[ 2016年12月13日 05:30 ]

詰めかけた大勢のファンに笑顔のC・ロナウド
Photo By スポニチ

世界屈指のスターがついに日本に上陸した。夜明け前の羽田空港。チャーター機で来日した銀河系軍団が到着フロアに姿を現すと、待ち構えていたファンが一斉に歓声を上げた。その中心にいたのはC・ロナウドだ。「クリスティアーノ!」。フロア中に響き渡った歓声と無数のフラッシュ。前日の終電後から300人の“徹夜組”も現れ、警備担当者によれば約500人が押し寄せてパニック状態になった。ロナウドはウインクしながら左手でサムアップポーズと粋な対応を見せた。

 欧州王者を巡る狂騒曲は終わらない。夕方に横浜市内で行われた練習の会場は公式発表されていないはずが、100人以上のファンが出待ち。報道陣も約100人が詰めかけ、テレビカメラ10台以上がフォーカスする先にはロナウドの姿があった。報道陣に公開された冒頭20分の練習では、ボールを使ったトレーニングは行わず、ランニングで汗を流した。時差ぼけ防止のため機内で睡眠を取らないよう指示があったが、その眠気も忘れて先頭を走った。

 親善試合を除く公式大会での来日はマンチェスターU時代の08年以来2度目。クラブW杯前の休養のために招集外となった10日のラコルニャ戦の前日練習では、前髪を金髪に染めた。12日(日本時間13日)には獲得が有力視されるバロンドールの発表もある。必ず世界No.1になるという決意の表れにも見えた。ジダン監督は「(バロンドールは)時差の関係で日本時間の夜に分かるのでロナウドは寝ないで結果を待っていると思うよ」と笑顔で本人の胸の内を代弁した。

 練習中にファンが「ロナウドー!」と叫ぶと手を振って応える余裕も見せた。15日のクラブ・アメリカ戦では華麗なプレーで日本のファンをさらに熱くする。

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