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「いい試合できて良かった」遠藤、左足で決勝ゴール「また勝てるように」

[ 2016年12月11日 21:40 ]

クラブW杯準々決勝 ( 2016年12月11日    吹田S )

<鹿島・マメロディ>後半18分、先制ゴールを決め、笑顔で走る遠藤
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 クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は11日、大阪・吹田スタジアムで準々決勝2試合が行われ、Jリーグ王者の鹿島は2―0でアフリカ大陸王者のマメロディ(南アフリカ)を下し、初出場でベスト4入りを決めた。鹿島は14日の準決勝で南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦する。

 後半18分、右サイドを深くえぐったFW赤崎秀平(25)がクロスを上げ、MF土居聖真(24)が頭で折り返したボールに走りこんだMF遠藤康(28)がダイレクトで左足を合わせて先制。後半43分には、途中出場のFW金崎夢生(27)が自ら左足で追加点を決め、公式戦3試合連続ゴール。5戦5発と“神ってる”エースの存在感をまたも見せつけた。

 決勝点を挙げた遠藤は「聖真からいい落としが来て、自分は入れるだけっていう作業だったので、皆に感謝したいと思います」とチームメートに感謝。相手に何度も決定的なシーンをつくられながらGK曽ヶ端準(37)の好セーブなどでしのいだ前半を「少し危ない場面もあったが、0―0で耐えて、後半はチャンスが来るだろうと皆思っていた。そこで結果が出て良かった」と振り返った。

 「きょう勝たないと、前に勝った試合が意味なくなると思っていた。絶対勝ちたいっていう気持ちが全員出ていた。いい試合ができて良かった」と遠藤。「中2日だが、また勝てるように皆でやっていきたい」と南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦する14日の準決勝へ早くも闘志をかき立てた。

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2016年12月11日のニュース