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“プラチナ世代”MF高野光司が23歳で現役引退「心から感謝しています」

[ 2016年12月11日 15:20 ]

 J3鹿児島は10日、MF高野光司(23)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 東京都品川区出身の高野は、東京Vユースから2011年にトップチームへ昇格。翌12年にはJ2北九州、13年には当時JFLだった町田へそれぞれ期限付き移籍し、13年限りでレンタル元の東京Vを契約満了で退団した。14年にはJFL沼津へ完全移籍し、15年には当時JFLだった鹿児島へ完全移籍。チームがJ3へ昇格した今季はリーグ戦7試合に出場し、無得点だった。J2リーグ戦通算成績は2試合無得点。

 高野はFW宇佐美貴史(アウクスブルク)らと同じ1992年生まれで、東京Vユースに所属していた2009年U―17ワールドカップ(W杯)ナイジェリア大会にも出場した“プラチナ世代”の1人。東京VユースではMF小林祐希(現ヘーレンフェイン)、MF高木善朗(現J2東京V)らと同期にあたる。

 23歳の若さで現役引退を決めた高野はクラブを通じ、「今シーズンをもちまして引退することを決めました」と報告。

 「東京ヴェルディから始まり、北九州、町田、沼津、鹿児島と5つのチームに在籍し、悔しいですが何一つ結果を残すことはできませんでした。しかし、サッカーを通じて多くのことを学び、素晴らしい方々に出会えたこの6年間はかけがえのない日々となりました。そしてどんなときも応援し、声をかけ続けてくれた家族や地元の方々、友人、サポーターの皆様には心から感謝しています。小さい頃からの夢であったプロサッカー選手はとても幸せなものでした。6年間ありがとうございました」とメッセージを送った。 

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2016年12月11日のニュース