札幌FW都倉、自身初の複数年契約で合意 J1定着へコンサ愛の決断

[ 2016年12月10日 13:30 ]

11月12日の千葉戦の後半26分、同点ゴールを決め喜ぶFW都倉
Photo By スポニチ

 来季のJ1昇格が決まった札幌のFW都倉賢(30)がクラブと複数年契約で合意したことが9日、分かった。ここまで毎年単年契約を結んできたエースにとって、札幌では自身初となる複数年契約は決意の表れ。札幌市内にマイホームを購入することも決断した。J1が舞台となる来季へ向けて覚悟を示した都倉が、クラブ最大の目標「J1定着」へチームを導く。

 エースが大きな決断を下した。都倉にとって異例の複数年契約だ。クラブが毎年提示してきた複数年契約を、都倉は単年契約にこだわって断ってきた。それが一転して複数年で合意。クラブ最大の目標「J1定着」への強い責任感や意志、そして「コンサ愛」が大きな決断理由となった。

 都倉は、今季まで単年契約を結ぶことで自分にプレッシャーをかけ、ステップアップを目指してきた。一昨年、昨年にはJ1クラブからオファーが届きながら札幌残留を決断。自身の成長のために最適と判断した札幌から離れることはなく、加入した14年から3年連続2桁得点などチームに大きく貢献してきた。

 そんな札幌のエースにとって「北海道愛」も複数年契約の決断の一つとなった。オフには家族やチームメートと自然あふれる道内を旅行。自然と都会が共存する札幌に魅せられて「(今まで住んだ中で)札幌の街が一番好き」と公言する。大好きな土地でプレーし続ける覚悟。その強い思いは私生活に表れている。マンション住まいに別れを告げるため、札幌市内に一戸建てを建設する土地を探し始めたのだ。

 今季はチーム最多の40試合に先発出場し、J2得点ランク2位となる19得点。8月7日の清水戦(札幌ドーム)のロスタイム決勝弾など、チームを勝利に導くゴールを決めてきた。絶対的なエースの複数年契約は、J1定着を目指す札幌にとっても計り知れないメリットがある。都倉自身、周囲の関係者に「J2には絶対に落とさない」と話している。複数年契約&マイホーム購入でじっくり腰を据えて戦える環境が整う。J1の来季。都倉はチームと北海道のためにゴールを量産する。

 ≪夫婦で豪旅行も≫今オフ、都倉はまず静養に努める。チームは11月30日に全体練習を終了。都倉は今月1日からオフに突入した。「年内はゆっくりしたい」と話していたように、すでにチームメートらと道内を旅行するなどオフを満喫。夫婦でオーストラリアにも旅行予定だ。年明けからは東京を拠点に本格的に体を動かし、来年1月12日のチーム始動日に合わせていく。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「アジア杯」特集記事

2016年12月10日のニュース