インテル 熱烈サポが不振に抗議 応援ボイコット「恥を知れ」

[ 2016年12月9日 15:04 ]

サポーターの応援ボイコットでがら空きのスタンド(AP)
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 日本代表DF長友佑都(30)が所属するインテル・ミラノのサポーターが、9日にホームで行われた欧州リーグのスパルタ・プラハ戦で、チームに対して強烈な抗議行動を行った。

 最近のふがいない成績に対し、熱狂的なサポーターのウルトラは応援をボイコット。ウルトラが陣取るクルバノルド(インテル側のゴール裏)は、サポーターがひとりもいないまったくの空っぽ状態となった。さらにスタンドには「(欧州リーグ)5試合で黒星4。これが、お前らの恥ずべきプレーに値するものだ。恥を知れ」という長い横断幕が張り巡らせられた。

 インテルは今季、開幕直前にチームを去ったロベルト・マンチーニ氏(52)の後任として、昨季までオランダの名門アヤックスを率いていたオランダ人のフランク・デブール氏(46)を招へい。だが、デブール氏は成績不振により、11月に解任された。

 後任は昨季途中までラツィオを率いたステファノ・ピオリ現監督(51)が就任。だが、その監督決定に至るまでに、クラブ内の権力のよじれが表面化した。今季、オーナーがインドネシア人のトヒル氏から中国の蘇寧グループに渡ったが、会長職にはそのままトヒル氏が残り、フロント陣もモラッティ前会長時代から引き継がれたまま。そのことにより、決定権の所在がはっきりせず、デブール氏の後任に関しても双方が候補をリストアップするなど、紛糾する事態に陥った。

 このクラブのゴタゴタがチームにも大きな影響を与えているのは間違いないが、サポーターにはピッチに立つ選手にも責任があるとし、今回チームに対する抗議に動いたようだ。欧州リーグ敗退により、今季残すタイトルの可能性はリーグ戦、イタリア杯の2つ。長友らの巻き返しが待たされる。

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