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J3長野 元監督の美濃部直彦氏がGMで復帰 かつて柿谷を“再生”

[ 2016年12月9日 14:55 ]

 J3長野は9日、昨年8月まで監督を務めた美濃部直彦氏(51)のゼネラルマネジャー(GM)就任を発表した。

 滋賀県出身の美濃部氏は、2013年に当時JFLだった長野の監督に就任し、1年目で優勝。翌14年にスタートしたJ3に参戦すると2位に躍進し、J3の21位・讃岐との入れ替え戦に進出した。入れ替え戦では健闘したものの敗退。15年も続投したが、3位につけていた同年8月に健康上の理由で電撃辞任。今季はJ2北九州でコーチを務めていたが、J3への降格が決まった11月に退任が発表されていた。

 06年にはJ1京都、翌07年はJ2に降格した京都でそのまま監督を務め、08年にはJ2徳島の監督に就任して11年まで4年間指揮。遅刻癖などのためC大阪から期限付き移籍で放出された元日本代表FW柿谷曜一朗(26)を厳しく指導して“再生”させたことでも知られている。

 美濃部氏はクラブを通じ、「パルセイロからGMのオファーを頂き、光栄に思います。監督として過ごした時に感じていたことを良い方向へ進むよう努力したいと思います。私の仕事は良いフロントを作り、運営や企画の発展とトップチームのJ2昇格、レディースチームのなでしこ1部での優勝、アカデミーからは素晴しい選手の輩出など多岐に渡ります。また、あの素晴しいスタジアムでオレンジのユニホームが躍動して、スタンドのファン、サポーターの笑顔を観れると思うと嬉しく思います。2017年、パルセイロの素晴しい活躍が出来るように、全力でサポートしたいと思います」とコメントしている。

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2016年12月9日のニュース