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鳥栖 DF小林久晃が現役引退 プロ15年「潔く身を引く決断をしました」

[ 2016年12月9日 14:20 ]

 J1鳥栖は9日、DF小林久晃(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 茨城県出身の小林は波崎柳川高、駒沢大を経て2002年に当時J1だった市原(現J2千葉)入り。その後、山形、神戸、甲府でもプレーし、12年から鳥栖に在籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が126試合4得点、J2が87試合5得点。今季はJ1リーグ戦2試合0得点だった。

 小林はクラブを通じ、「プロ生活15年、いつ辞めても悔いのないようにと、毎日必死にサッカーと向き合ってきました。オファーを待ってから考えようとも思っていたのですが、自分自身、これまでみたいに全力で取り組むエネルギーが残っておらず、中途半端にやる事だけはしたくないと決めていたので、ここは潔く身を引く決断をしました」と引退を報告。

 「サッカーを始めてから30年、今まで人生の中心にあったのは間違いなくサッカーです。幼い頃からの夢を叶え、15年間プロとしてやってこれたのは決して自分一人の力ではありません。色んな場所で、色んなチームで数えきれない人と出会う事が出来ました。
その一人一人が私にとってはかけがえのない存在であり財産です。いつも温かい仲間が側にいてくれた私は本当に幸せ者です。本当にありがとうございました」と感謝のメッセージを送った。

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2016年12月9日のニュース