×

蛍も涙「昇格できなければ帰って来た意味がないと…」独移籍から半年で復帰

[ 2016年12月4日 18:39 ]

J1昇格プレーオフ決勝 ( 2016年12月4日    金鳥スタ )

<C大阪・岡山>後半、試合終了のホイッスルが鳴り、その場に倒れこむ柿谷(手前は山口)
Photo By スポニチ

 J1昇格プレーオフ(PO)決勝が4日、キンチョウスタジアムで行われ、2年連続出場のC大阪(4位)が1―0で岡山(6位)を下し、17位で降格した2014年以来3年ぶりとなるJ1昇格を決めた。

 後半7分、DF丸橋の右CKをファーサイドのMFソウザがヘディングシュート。このシュートは岡山GK中林に止められたが、こぼれ球をMF清原が左足で押し込んで先制し、これが決勝点となった。

 昇格決定後に涙も見せた日本代表MF山口蛍(26)は「まずはこんな大雨の中、たくさんのサポーターの人が駆けつけてくれて、その力が僕たちを1歩、1歩と前へと進めてくれたと思います。本当にありがとうございました」と、ずぶ濡れになりながら声援を送ってくれたサポーターにまず感謝。

 今年1月にドイツ1部ハノーバー(現2部)へ移籍しながら半年で復帰したことについても自ら触れ「久しぶりのJ1。しかも自分は半年で復帰した身で、昇格できなければ帰って来た意味がないと思っていましたし、自動(昇格)ではなかったですけど、こういう形で昇格できたことを本当にうれしく思います」と静かに喜びをかみしめた。来季はチームにとって3年ぶりとなるJ1舞台。2012年の昇格PO制度導入からPOを制して昇格したチームは過去4チームすべてが1年でJ2降格となっているが、「J1でもセレッソの力を見せつけましょう」と高らかに上位躍進を宣言した。

続きを表示

2016年12月4日のニュース