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柿谷主将、男泣き「皆で勝ち取ったJ1 最高です」今季バーゼルから復帰

[ 2016年12月4日 18:12 ]

J1昇格プレーオフ決勝 ( 2016年12月4日    金鳥スタ )

<C大阪・岡山>後半、試合終了のホイッスルが鳴り、その場に倒れこむ柿谷(手前は山口)
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 J1昇格プレーオフ(PO)決勝が4日、キンチョウスタジアムで行われ、2年連続出場のC大阪(4位)が1―0で岡山(6位)を下し、17位で降格した2014年以来3年ぶりとなるJ1昇格を決めた。

 後半7分、DF丸橋の右CKをファーサイドのMFソウザがヘディングシュート。このシュートは岡山GK中林に止められたが、こぼれ球をMF清原が左足で押し込んで先制し、これが決勝点となった。

 主将のFW柿谷曜一朗(26)は昇格が決まった瞬間ピッチに倒れこみ、降りしきる雨の中ひたすら涙。勝利インタビューでは「ただただうれしいです」と第一声を発すると鼻をすすった。

 「キャプテンとしてスタートした1年で怪我をしてしまい、本当に迷惑をかけた。最後にピッチに戻って来られて、皆で勝ち取ったJ1。最高です」。右足首手術で約5カ月間戦列を離れ、11月27日に行われた京都とのPO準決勝では約半年ぶりのゴールを決めてチームを決勝へと導いた。バーゼル(スイス)から古巣・C大阪のJ1復帰のために今季復帰。怪我も乗り越えてつかんだJ1復帰に涙は止まらず、「きょうはサポーターも含め皆で喜びを分かち合いたい」と歓喜に酔いしれた。

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2016年12月4日のニュース