×

小笠原の表情見て闘志 昌子90分間最終ライン統率

[ 2016年12月4日 08:30 ]

明治安田生命JリーグCS決勝第2戦 ( 2016年12月3日    埼玉 )

<浦和・鹿島>優勝した瞬間、喜ぶ鹿島・昌子
Photo By スポニチ

 センターバックでフル出場した鹿島のDF昌子がゴール前で体を張り続けた。前半4分に高木のシュートを右足で防ぐと前半26分には武藤のシュートを体を投げ出してブロック。最終ラインを統率し「レッズさんを相手に無失点は難しいと思っていた。2点取らなければならないことは変わらないので、割り切れたのが良かったと思う」と笑顔を見せた。

 後半28分に小笠原が途中交代。ピッチを去る主将の悔しそうな表情を見て「絶対に勝たなければいけない」と闘志をかき立てられた。「満男さん(小笠原)とソガさん(曽ケ端)の存在自体が常勝の伝統。あの2人についてきたから優勝できた」と言う。リーグ王者として迎える来季について「連覇を狙えるのはきょう優勝したチームだけ。年間勝ち点で負けている浦和と川崎Fに追いつかないといけない」と力を込めた。

続きを表示

2016年12月4日のニュース