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CS決勝で黙とう 墜落事故で犠牲 シャペコエンセ関係者71人に哀悼

[ 2016年12月3日 19:30 ]

 Jリーグの年間王者を決める明治安田生命チャンピオンシップ(CS)決勝第2戦(埼玉)の試合前、ブラジル1部シャペコエンセの選手らが乗ったチャーター機が11月28日深夜にコロンビア中部メデジン近郊の山岳部に墜落した事故の犠牲者に黙とうが捧げられた。両チームの選手はキックオフ直前に整列し、来場者とともに約30秒間黙とう。喪章を巻いて試合に臨んだ。

 ブラジル全国選手権1部で今季9位のシャペコエンセは、南米連盟主催の国際大会スダメリカーナ杯で決勝に初進出。決勝第1戦でメデジンに向かう途中で事故に遭い、乗客乗員77人のうち71人が死亡した。

 シャペコエンセの監督を務めていたのは2009年にJ1神戸を指揮したカイオ・ジュニオール氏(享年51)で、12年に当時J1のC大阪、13~14年にJ2千葉でプレーし、13年にJ2得点王となったFWケンペス選手(享年34)、昨年J1川崎FでプレーしたMFアルトゥール・マイア選手(24)、10年に当時J1の京都でプレーしたMFチエゴ選手(享年30)、05年にJ1柏でプレーしたMFクレーベル選手(享年35)と元Jリーグ関係者5人が犠牲になった。

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2016年12月3日のニュース