Ｃ大阪ＦＷ柿谷、大一番前にヒヤリ　紅白戦で右足首負傷も「大丈夫」

明治安田生命Ｊ１昇格プレーオフ決勝 （ 2016年12月4日    金鳥スタ ）

右足首を痛めた柿谷のもとに選手とスタッフが駆け寄る
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　Ｊ２Ｃ大阪は１日、大阪市此花区で調整した。紅白戦で主力組に入ったＦＷ柿谷は、相手と接触した際に右足首を負傷。今年８月に手術した箇所だっただけにヒヤリとしたが、治療などを終えて帰宅する際には「大丈夫。余裕です。（明日の練習は？）もちろん」と平然としていた。

　今季は約５カ月の長期離脱を強いられながら、復帰後４試合目となったプレーオフ準決勝京都戦で１７６日ぶりのゴール。改めて存在感を発揮したエースの再離脱となれば痛すぎるだけに、軽傷で済んだ意味は大きい。「大丈夫だと思う」と明かした大熊清監督も「（復帰当初より）キレが出てきている。少しぐらい痛くても、最後なんでやってくれると思う」と期待を寄せた。

　昨年５月に手術した右足付け根付近に違和感を抱えるＤＦ藤本も、この日から全体練習に復帰。「泣いても笑ってもラスト１試合。気持ちを入れて勝つだけ」と言葉に力を込めた。残り２日間となった調整期間を経て、ホームで迎える大一番に総力を結集して臨む。