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シャペコエンセ飛行機墜落 戦うはずだった舞台で4万人追悼

[ 2016年12月2日 05:30 ]

11月30日、コロンビア中部メデジンで、飛行機事故で死亡したブラジルのサッカークラブの選手らを追悼するファンら (AP)
Photo By AP

 コロンビア中部メデジン近郊で、ブラジル1部シャペコエンセの選手らが乗ったチャーター機が墜落した事故で、試合が行われる予定だったメデジンのスタジアムで11月30日、犠牲者の追悼式典が行われた。

 約4万の観客席が埋まり、多くは白い服を着てろうそくに火をともした。「我々は皆、シャペコエンセ」と書かれた紙を掲げる人も。対戦相手になるはずだったアトレチコ・ナシオナル(コロンビア)の選手らも参加した。

 ブラジル全国選手権1部で今季9位のシャペコエンセは、南米連盟主催の国際大会スダメリカーナ杯で決勝に初進出。決勝第1戦でメデジンに向かう途中で事故に遭った。乗客乗員77人のうち71人が死亡。09年に神戸を指揮したカイオ・ジュニオール監督、13年にJ2千葉で得点王を獲得したFWケンペス選手ら元Jリーグ関係者5人も犠牲となった。

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2016年12月2日のニュース