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ジダンJr“親子鷹デビュー弾”、父は喜び控えめも「ハッピーだ」

[ 2016年12月1日 17:52 ]

デビュー戦でのゴールを喜ぶエンツォ・ジダン=右(AP)
Photo By AP

 ジダンJrが“親子鷹デビュー弾”を決めた。レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(44)の長男、MFエンツォ・ジダン(21)が30日、スペイン国王杯4回戦第2戦の3部クルトゥラル・レオネサ戦(ホーム)でトップチーム初出場。後半開始から登場すると、3―1の後半18分に初ゴールを決めた。パスをあずけてゴール前に走り込むと、左折り返しを腰のひねりが効いた右足シュートで左隅に蹴り込んだ。

 エンツォは「(本拠地サンティアゴ・)ベルナベウでゴールできるなんて予想していなかった。しかも家族全員が見てくれていた」と“プロ1号”に歓喜。ジダン監督は「もし監督ではなければ、息子の活躍はとてもハッピーだ。監督としてはチーム全員のプレーぶりを嬉しく思う。もちろん自宅に帰ったら(エンツォと)話すよ」と“父親の顔”は抑えながら、喜びを語った。

 ジダン監督の息子4人は、全員がレアル・マドリードの下部組織に所属。元U―19フランス代表の長男エンツォはユースから昇格して、14年から2軍にあたるBチーム(3部)でプレーしていた。次男ルカ(18)はU―19フランス代表GKで今年からBチームに昇格。2人は今夏にプレシーズンの米国遠征でトップチームに帯同していた。三男はテオ(14)、四男はエリアス(10)。

 チームは2戦合計13―2で5回戦(ベスト16)に進出した。

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2016年12月1日のニュース