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アーセナルFWサンチェスに中国“爆買い”の手、年俸20億円オファー

[ 2016年12月1日 16:35 ]

アーセナルのFWサンチェス(AP)
Photo By AP

 アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェス(27)に、中国“爆買い”の手が伸びていることが判明した。1日付の英紙サンによると、中国1部のあるチームが、サンチェス獲得へ破格のオファーを提示しているという。

 同紙よれば、チーム名はトップシークレットでまだ明かされていないというが、サラリーは週給41万9000ユーロ(約5069万円)と破格という。単純計算で月収は2億円で、年俸なら約20億円。サンチェスのアーセナルでの週給は13万ユーロ(約1573万円)とされており、中国はその約4倍の年俸を提示しているということになる。

 サンチェスは08年夏に入団したイタリアのウディネーゼで頭角を現し、その後バルセロナを経て14年にアーセナル入り。持ち前のスピードと勝負強さでエースの座に上り詰め、15年9月26日のレスター戦ではハットトリックを達成、欧州4大リーグの3つのリーグで1試合3ゴールを達成した史上初の選手にもなった。

 中国は将来のW杯招致を目指す中で、国家をあげてサッカーに力を入れており、1部リーグの金満クラブがここ数年、豊富な資金力を生かしてビッグネームを次々に獲得。今季も上海上港がロシア1部・ゼニトからかつて川崎FやJ2・東京Vでもプレーしたブラジル代表FWフッキ(30)を、山東魯能がサウサンプトンからイタリア代表FWグラツィア-ノ・ペッレ(31)を多額の移籍金と年俸を提示して獲得、大きな話題となった。

 英紙デーリー・メールが先日発表した「世界のサッカー選手の年俸ランキング」によると、フッキが1664万ポンド(約23億円)で4位、ペッレが(約19億6000万円)で6位、7位が河北華夏幸福のアルゼンチン代表FWのエセキエル・ラベッシ(31)で1350万ポンド(約18億6000万円)。実にトップ10の中に中国でプレーする4選手がランクインしている。サンチェスが中国に移籍すれば、それに匹敵する年俸を稼ぐことになる。

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2016年12月1日のニュース