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ブッフォン 現役引退は「辞めたいと思った時」代理人が引き際言及

[ 2016年12月1日 11:00 ]

鳥栖が、獲得に動いていたことが分かったユベントスのイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォン
Photo By スポニチ

 先日、鳥栖が獲得に動いたことが判明したユベントスのイタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォン(38)の代理人が、ブッフォンの将来について語った。

 自身も現役時代GKとしてジェノア、トリノなどで活躍し、ブッフォンの代理人を長くわたって務めているシルバーノ・マルティーナ氏(63)は、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート247」のインタビューに応じ「ブッフォンは、彼が(現役を)辞めたいと思った時に辞めるだろう。それは私にも(いつか)分からない」と語った。ブッフォンは38歳ながら今もなお第一線で活躍しており、ブッフォン自身の中には当然ながらまだ引退という2文字が存在していないようだ。

 一方で、イタリア地元紙では最近、ユベントスがブッフォンの後継者探しを始めたと報じられるようにもなり、9月1日のフランス戦で史上3人目の若さでイタリア代表にデビューしたACミランのイタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマ(17)獲得に動いているとも言われている。

 そんな経緯も知ってか、鳥栖は日本でも絶大なる人気を誇るブッフォン獲得にトライしたようだが、マルティーナ氏はブッフォンの後継者となり得る存在として「すでに知られた存在のほかに、私はメレットを挙げたいね。若手の中で、みんな彼のことを良いGKだと言っているからね」とU―21イタリア代表GKの名前を挙げている。

 アレックス・メレットは国内屈指のスカウト陣を誇るウディネーゼに所属する1メートル90の大型GKで、ウディネーゼの下部組織出身の19歳。15~16年シーズンにトップ昇格し、今季はセリエBのスパルに期限付きで移籍。今年に入り、元イタリア代表MFルイージ・ディビアッジョ監督(45)が率いるU―21イタリア代表に初招集されている。

 またマルティーノ氏は、来年1月に再オープンされる移籍マーケットの動向について「大型移籍はほとんどないと思うよ。あるのは、ちょっとした補強ぐらいではないかなあ。今までも1月の移籍市場はそうだったからね」との見解を語っている。

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2016年12月1日のニュース