×

神戸、元指揮官悲報に黙とう 吉田ヘッド「『この人の為に頑張ろう』と強く思った」

[ 2016年11月30日 18:57 ]

神戸監督時代のカイオ・ジュニオール監督
Photo By スポニチ

 ブラジル南部を拠点とするサッカーチーム、シャペコエンセの選手らが搭乗していた航空機がコロンビアで墜落した事故を受け、事故機に搭乗していた同チームを率いていたカイオ・ジュニオール監督(享年51)が2009年に監督として指揮を執ったJ1神戸が30日、クラブの公式サイトでかつての指揮官との突然の別れを惜しんだ。

 クラブは、この日午後に選手、スタッフ、関係者が列席する会で事故の犠牲となった人々へ哀悼の意を表して全員で黙祷。2009年当時、カイオ・ジュニオール監督のもとでプレーした吉田孝行ヘッドコーチ(39)らがクラブを通じて哀悼のコメントを出した。

 吉田ヘッドコーチは「最初のミーティングで話を聞いた時に『この人の為に頑張ろう』と強く思ったことを今でも忘れません。戦術的にもピッチの外でも、いつも温かく接してくれた方でした」とコメント。MF三原雅俊(28)は「カイオ監督はプロ入りしてから全く試合に出られない自分に対し、『必ず未来はある』と常に言葉をかけてくれた方でした。同じサッカーの仲間として、事故でお亡くなりになった方々へのご冥福をお祈り申し上げます」と故人を悼んだ。

続きを表示

2016年11月30日のニュース