久保“飛び級”U19初選出 史上最年少15歳5カ月20日

[ 2016年11月25日 05:30 ]

U―19日本代表に選出された久保
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 日本協会は24日、アルゼンチン遠征(30日~12月10日)を行うU―19日本代表メンバー23人を発表し、FC東京U―18のFW久保建英(15)が“飛び級”で初選出された。U―19日本代表は20年東京五輪を目指す世代で、来年5月に開幕するU―20W杯出場を決めている。遠征ではU―19アルゼンチン代表と2度の親善試合を予定。久保は南米の強豪との試合で東京世代デビューを果たすことになる。

 監督会見のない、紙1枚のメンバー発表でも、存在感は際立っていた。アルゼンチン遠征を行うU―19日本代表メンバーは23人。97年生まれ14人、98年生まれ6人、99年生まれ2人と、90年代生まれの選手がそろう中、01年生まれの久保が名を連ねた。15歳の技巧派を4学年上のカテゴリーに“飛び級”で選出。内山監督は「将来的にそういう(久保を飛び級選出する)可能性はある」と予告していたが、U―20W杯の出場権を獲得後初の活動で早くも招集に動いた。

 日本協会によると、過去にU―19日本代表に中学生が選ばれた例はない。15歳5カ月20日でのメンバー入りは、04年トゥーロン国際大会で森本(現川崎F)が16歳14日で選出された記録を抜く快挙だ。U―19日本代表は20年東京五輪で主軸を担うチームで、来年5月に開幕するU―20W杯韓国大会に出場する。久保がU―19アルゼンチン代表との2度の親善試合が予定される遠征で実力を示せば、メンバー定着も視野に入ってくる。

 久保は10歳でバルセロナの下部組織に入団。クラブが18歳未満の選手登録に違反があったとしてFIFAから処分を受け、久保も18歳まで公式戦に出場できない可能性が浮上したため、13歳で退団した。15年5月にFC東京の下部組織に加入した。5日にはJ3リーグに所属するFC東京U―23の一員として長野戦に出場。最年少記録となる15歳5カ月1日でJデビューを果たした。

 久保は成長を続けるために必要な要素について「貪欲さというか、上にはさらに上がいる感じなので、どんどん追い越していけるように。その気持ちは大切かなと」と語っている。高いレベルの戦いを求めており、東京五輪世代との初融合も望むところ。“和製メッシ”と称される東京五輪の星は、着実に階段を上がっている。

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