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岡崎CL初先発初ゴール!「一つの目標を達成できた」

[ 2016年11月24日 05:30 ]

欧州CL1次リーグG組 ( 2016年11月22日    レスター )

欧州CL初ゴールを決め喜ぶレスターの岡崎(AP)
Photo By AP

 Wシンジの競演弾だ。22日に各地で8試合が行われ、G組でレスターの日本代表FW岡崎慎司(30)はクラブ・ブリュージュ(ベルギー)戦に大会初先発し、前半5分に先制となる大会初ゴールを決めた。後半23分に交代。欧州CL(前身の欧州チャンピオンズ杯を含む)での得点は日本人7人目。チームは2―1で競り勝って1位を確定させ、初出場で決勝トーナメント進出を果たした。H組でMF清武弘嗣(27)に出番がなかったセビリアは、ユベントスに1―3で敗れて2位に後退。同組で首位に立ったユベントスのほか、E組でモナコとレバークーゼン、F組でRマドリードが1次リーグ突破を決めた。

 何度もガッツポーズで天を突き刺した。「一つの目標を達成できた」。岡崎は欧州CL初先発で初得点に喜びを爆発させた。前半5分、相手DF裏に走り込む得意の形だった。DFフックスの低く速いクロスを、左足で合わせて先制点。「角度は難しかったけど(ゴール前への)入りが良かった。ファーストシュートだったというのが一番良かった」。仲が良いフックスと試合後「くそクロス」「いや、くそゴール」と英語でジョークを言い合った。

 初挑戦の大会で、初戦に屈辱のベンチ外となるなど開幕2戦連続で出番がなく「試合に出られないもどかしさがあった」。今季加入のライバル、FWスリマニの負傷欠場で巡ってきた初先発の好機を逃さず、日本人7人目のゴールを記録。英紙デーリー・メールが「働き蜂のように走り回った」と評した豊富な運動量を生かし、国内リーグで最近4試合連続で先発するなど、レギュラーを奪還しつつある。

 連覇を狙う国内リーグでチームは14位と低迷するが、初出場の欧州CLは無敗の快進撃で16強入りが決定。「歴史を一つつくった。もっと上に行けるモチベーションになる。楽しみ」と決勝トーナメントを見据えた。

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2016年11月24日のニュース