新主将の酒井高が鼓舞　指揮官も満足「信頼できるリーダーぶり」

ホッフェンハイム戦の後半、競り合うハンブルガーＳＶの酒井高（中央）
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　サッカーの欧州各リーグは２０日、各地で行われ、ハンブルガーＳＶの酒井高徳は２―２で引き分けたホッフェンハイム戦にフル出場した。

　最下位のハンブルガーＳＶが好調なホッフェンハイムから貴重な勝ち点１をもぎとった。新主将の酒井高は終始大きなジェスチャーで指示し、鼓舞し続けた。粘って追い付き、終盤の猛攻にも耐えたチームに「（気持ちの上で）すごく大きい。でも現実的には小さな一歩でしかない」と戒めも忘れなかった。

　プロ入り後に正式な主将を務めるのは初めて。日本代表から戻るとギスドル監督から「模範になる選手で、チームに必要なメンタリティーを持っているおまえを主将にしたい」と言われた。即座に「はい、やりたいです」と答えたことを後に「任せてくれ、という自信がそれほどあったのだと思う」と分析。監督は「期待通り、信頼できるリーダーぶりを見せてくれた」と満足そうだった。