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清水は9連勝締め2位 1年でJ1返り咲き!殊勲弾の金子「やってやろうと」

[ 2016年11月20日 16:35 ]

明治安田生命J2第42節 ( 2016年11月20日    鳴門大塚 )

<徳島・清水>後半28分、金子(中央)は勝ち越しゴールを決め、イレブンから祝福される

 明治安田生命J2リーグは20日、各地で今季最終戦となる第42節が行われ、前節2位の清水が敵地で徳島と対戦し、2―1で勝利。勝ち点を84に積み上げ、1993、94年のクラブ記録に並ぶ9連勝フィニッシュを飾った。前節首位の札幌が引き分けたため逆転優勝はならなかったが、勝ち点で並んだ松本を得失点差で上回り、自動昇格となる2位をキープ。クラブ初の降格から1年でJ1復帰を決めた。

 前節まで17年ぶりの8連勝。松本を得失点差で上回って自動昇格圏となる2位に今季初めて浮上したが、その勢いは最終戦でも衰えなかった。前半29分、FW大前元紀(26)のFKにDF犬飼智也(23)が頭を合わせて先制。同35分に追いつかれて1―1で前半を折り返したが、後半28分、元北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ、32)の右クロスを途中出場していたFW金子翔太(21)が流し込んで勝ち越し。このリードを守り切って歓喜の瞬間を迎えた。

 首位の札幌には及ばなかったが、9連勝で締めて1年でのJ1返り咲きを決めた。昇格を決める勝ち越しゴールを決めた金子は「サポーターの声援の中、やってやろうと。頭の中が真っ白になりました」と興奮を隠せない様子だった。

 

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2016年11月20日のニュース