×

J2降格の名古屋、小倉隆史氏の退団が決定 8月から休養、GM職も契約解除

[ 2016年11月19日 21:33 ]

退団が決まった名古屋・小倉監督

 クラブ初のJ2降格が決定した名古屋が19日、8月までGM兼任監督を務め、休養していた小倉隆史氏(43)と今季限りで監督職については契約満了、GM職については、双方合意の上、契約解除することになったと発表した。

 また、J1横浜で監督やチーム統括本部長などを歴任した下條佳明氏(62)のチーム統括本部ゼネラルマネジャー(GM)就任も併せて発表している。

 元日本代表FWで名古屋OBの小倉氏は今季からGM兼任監督へ就任。だが、J1リーグ第2ステージ第9節終了時点でJ2降格圏の年間16位に低迷し、8月23日付で休養。

 ボスコ・ジュロブスキー・コーチ(54)が後任監督へ就任し、昨季限りで退団していた元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)が電撃復帰するなど巻き返しを図ったが、結局、最終節でクラブ初の降格が決まった。降格が決まった3日の湘南戦後に「人生は一代、名は末代まで残る。名古屋を落とした社長は誰だ、それは久米だ、になる。末代まで刻まれた恥です」と話した久米一正前社長(61)らはすでに引責辞任しているが、小倉氏も休養から復帰することなく、チームを去ることになった。

 なお、来季の監督には川崎F監督を務める風間八宏氏(55)の就任が決定的となっている。

続きを表示

2016年11月19日のニュース