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久保「ロシアW杯目標に」本田に挑む 専門外の右MF「練習します」

[ 2016年11月17日 05:30 ]

W杯ロシア大会に、本田に挑む!!サウジアラビア戦から一夜明け、成田空港から出発する久保

 リオ五輪世代のストライカーはA代表定着どころか、一気のレギュラー奪取も見据えた。この日午前、成田空港発の航空機で離日。久保は「ロシアW杯は目標にしてやっていきたいと、改めて思いました」と強い決意を口にした。

 15日のサウジアラビア戦は本田の定位置ともいえる右MFでA代表初先発。開始5分で右膝を痛め、本来のプレーは発揮できなかった。だが絶妙な抜け出しから大迫の決定的なシュートチャンスを演出。「課題が凄く見えた」と話すが、世代交代の可能性は示した。

 ヤングボーイズでは主にトップ下か左MF。右MFは専門外だが「今後はそこでもプレーできることを見せていく。練習します」と本田への“挑戦”を明言。右膝の状態はクラブでの精密検査を受けないと分からないが、すでに自主トレにも意欲的。特に2点目に絡んだ本田のサイドでのタメは「あれはうまかった。ボールの受け方は前から俺の課題」と参考にするつもりだ。それに加え「自分でどう突破するか、どうシュートまで持っていくかも取り組んでいきたい」と本田にはない武器も磨く。

 クラブ事情で出場できなかったリオ五輪後、親善試合オマーン戦が組まれていた11月のA代表招集は明確な目標だった。次なるターゲットはロシアW杯出場。10年南アW杯当時23歳の本田は、当時31歳の中村俊輔(横浜)からポジションを奪った。そして今、22歳の久保が30歳となった本田の地位を狙う。

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2016年11月17日のニュース