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連続不敗16でストップ…松本 優勝&自動昇格遠のく3位後退

[ 2016年11月13日 05:30 ]

明治安田生命J2第41節 ( 2016年11月12日    町田 )

<町田・松本>町田に敗れガックリの松本・田中(右)らイレブン

 リーグ2位のJ2松本は7位・町田に1―2で敗れ、J1自動昇格圏外の3位に転落した。2点を追う後半21分にFW高崎寛之(30)が3戦連続弾を決めたが、J1昇格決定の可能性もあった大一番の重圧を受け、前半の2失点が響いた。クラブ記録を更新していた連続不敗は16試合でストップ。清水と勝ち点で並ばれ、得失点差で20節ぶりに2位を譲った。20日の最終節では他力ながら2位に再浮上する可能性を残し、ホームで運命の横浜FC戦へ臨む。 試合結果  順位表

 流れをつかんだ後半に追い上げを見せたが、届かなかった。2点ビハインドの後半21分、高崎はGKシュミットのロングフィードを頭でMF喜山につなぎ、MF石原を経由してペナルティーエリア前で受け取る。「前が空いていた。シュートレンジにうまく入れた」と右足を振り抜いた。伸び上がるような一撃で1点差に詰め寄った。

 しかし、これが精いっぱいだった。反町康治監督(52)は同34分に小柄なMF工藤に代え、ヘディングで無類の強さを誇るFW三島をピッチに送り込んだ。1メートル88の高崎と今季初めて同時起用して高さで勝負に出る。後半ロスタイムには右CKで1メートル97のGKシュミットも前線へ。それでも及ばなかった。7月20日の札幌戦以来の黒星を告げる笛が鳴ると、イレブンは忘れかけていた悔しさを思い出すようにピッチでぼう然。クラブの無敗記録は16で止まった。

 昇格が決まる可能性があった一戦で、硬さが見られた前半は放ったシュートはわずか2本。相手の運動量が落ち、敵のハイプレスが弱まった後半こそ息を吹き返したが、指揮官は「(2失点目が)全てだった」と時すでに遅し。失点がいずれも対策していたサイド攻撃でやられたことに「分かっていてやられた。最後(ゴール前)で力を発揮するはずが、“あれ?どうなっちゃったの”と最後に力が抜けてしまった感じ」と悔しそうに振り返った。

 勝ち点で並ばれた清水との得失点差18を考えると大きすぎる敗戦。最終節で勝っても、清水が引き分け以下に終わらなければ逆転は難しい。しかし、まだ自動昇格圏の2位浮上、さらには優勝の可能性も消えてはない。試合終了後は、アウェーながら集まった約3500人の山雅サポーターの大声援が、ピッチを後にする選手たちに注がれた。高崎は「僕たちは常にチャレンジャー。2位でも3位でもやることは変わらない」と訴えた。ホームで迎える今季最終戦で、全てを出す。

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2016年11月13日のニュース