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清水 17年ぶり8連勝!ついに2位浮上でJ1復帰へ“王手”

[ 2016年11月13日 05:30 ]

明治安田生命J2第41節 ( 2016年11月12日    アイスタ )

<清水・岡山>ホーム最終戦で勝利し喜ぶFW鄭大世(右から2人目)ら清水イレブン

 「オリジナル10」のJ2清水がついに2位に浮上した。ホームに岡山を迎え、FW鄭大世(チョン・テセ=32)のゴールなどで2―1で勝ち、8連勝。町田に敗れた松本とともに勝ち点81とし、得失点差で2位になった。札幌は千葉に2―1で逆転勝ちし、勝ち点を84に伸ばして首位をキープ。上位3チームによる来季J1自動昇格の2位以内の争いは、20日の最終節で決着する。 試合結果  順位表

 清水の1年でのJ1復帰が現実味を帯びてきた。プレーオフ圏の6位・岡山に競り勝ち、99年以来17年ぶりの8連勝。今季初めて自動昇格圏の2位に浮上した。主将のFW大前は「自力で(J1に)上がれることはいいこと。でも、シーズン前から優勝と言ってきた」と気を引き締めた。

 負ける気がしない。前半16分に相手オウンゴールで先制すると、34分にはFW鄭大世が左クロスを頭で押し込んだ。J2タイ記録の7戦連発で得点王をほぼ手中にした背番号9は「自分の記録はどうでもいい。決められてうれしかった」。終了間際にCKから同点のピンチを迎えたが、GK植草を中心に耐え切った。

 92年のJリーグ発足時から加盟する「オリジナル10」の一員が、昨季はJ1で年間17位に終わり初の降格を味わった。最短でのJ1復帰を掲げた今季はエース大前や若手有望株のMF白崎ら主力の流出を最小限にとどめた。「メンバーが変わらなかったことで、J2に落ちた悔しさをみんなが持っている」とDF犬飼。夏場にはケガ人などで手薄だった守備陣を中心にピンポイント補強。勢いは加速し、最大差16あった首位との勝ち点差を3まで詰めた。

 20日の徳島との最終節に勝てば再昇格が決まる。かつて3クラブをJ1に導いた“昇格請負人”の小林監督は「構えることなく、自分たちのサッカーを表現したい」と自然体を強調。屈辱からはい上がったオレンジ軍団が、再び最高峰の舞台に返り咲く。

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