本田、サウジ戦先発落ち危機「監督は説明する義務がある」

日本代表合宿 （ 2016年11月12日 ）

＜日本代表練習＞チームメートに指示を出す本田

　【本田に聞く】

　――オマーン戦は後半１６分で交代したが。

　「昨日に関しては感じが良かった。感覚は取り戻せた。何度もいうように試合に出る、出ないというよりも自分の精神的な状況がそういうプレーを左右するのかなと。頭の中をどう持っていくのか。体力への不安、ボールタッチはどうなんだ、試合勘は…という言葉が脳に入ってくるのが問題。精神的による意識が実際のプレーに反映するとあらためて思った」

　――清武との距離感が良かった。

　「キヨ（清武）は“乗せた方が良いタイプ”。今の若い子は乗せた方が良いかな、と。ゆとり世代ですから。変な調子の乗り方はしないし、許せる範囲で。自分は？僕が受けてきた教育はスパルタ。殴られて育ってきた。殴られる痛み、傷つく痛みを知っている」

　――サウジアラビア戦での先発落ち示唆は。

　「監督が決めること。外す選択をするということはいろいろな理由がある。監督は説明する必要があるし、納得できるもんであれば受け入れる必要がある。意見を聞く？求めるのではなく監督は説明する義務がある」