松本、３位転落…町田に苦杯　清水に抜かれＪ１自動昇格圏からＰＯ出場圏へ

明治安田生命Ｊ２第４１節 （ 2016年11月12日    町田 ）

＜町田・松本＞敵地に駆けつけた大勢のサポーターにあいさつする町田イレブン

　明治安田生命Ｊ２リーグは１２日、各地で第４１節が行われ、前節勝ち点８１で首位札幌に並んだ２位の松本は、敵地で前節７位の町田と対戦。１―２で敗れた。前節３位の清水が岡山に２―１で勝利。勝ち点で並ばれた松本は得失点差で清水を下回り７月３日の第２１節以来の３位に転落。Ｊ１自動昇格圏内からプレーオフ出場圏に。最終節でＪ１自動昇格圏内の２位以内を目指す。

　優勝争いの重圧なのか選手の動きは硬く、前半序盤から町田に主導権を握られる。１２分に相手ＦＷ中島のボレーシュートがＤＦに当たってコースが変わり不運な先制点を許し、ロスタイムにはＦＷ仲川に追加点を奪われた。

　反町監督はハーフタイムに「どうせやられるなら自分たちのサッカーで。我々の力が試されている」とコメントし、イレブンを鼓舞した。

　２点ビハインドで迎えた後半。５分にＣＫからパウリーニョがゴールを狙うも枠内へ飛ばず。なかなか町田ゴールをこじ開けられずにいたが２０分、ＦＷ高崎がミドルシュートで３戦連発となるゴールを決め１点差に詰め寄った。

　敵地に大挙したサポーターの声援を後押しに、最後まで攻め続けたが追いつくことはできず痛恨の黒星。クラブ記録を更新中だった連続不敗記録は１６戦でストップした。