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東京V・永井引退…J現役2番目の年長45歳 度重なる故障で決断

[ 2016年11月10日 05:30 ]

東京Vの永井秀樹(12年1月撮影)

 49歳の三浦知良についでJリーグで現役2番目に年長のJ2東京VのMF永井秀樹(45)が、今季限りで現役を引退することが9日、分かった。近く正式発表される。

 永井は国見高から国士舘大を経て92年にV川崎入り。切れのいいドリブルで活躍し、93年5月15日のJリーグ開幕・横浜M戦にもベンチ入りした。福岡、清水などを渡り歩き、14年に東京Vに復帰。今年6月4日の山口戦では、中山雅史が札幌時代の12年11月にマークした歴代2位の年長出場記録45歳2カ月1日を更新した。

 しかし、開幕前に右ひざの内側じん帯、6月には左ひざの内側じん帯を断裂して合計8カ月も戦列を離脱。「自分が思い描いているプロ選手としてのパフォーマンスができなくなった」と、引退を決意した。来季以降は何らかの形で東京Vの再建に携わるものとみられる。

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2016年11月10日のニュース