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史上初3連覇狙うG大阪 長沢延長千金弾で8強

[ 2016年11月10日 05:30 ]

天皇杯4回戦 ( 2016年11月9日 )

<G大阪・清水>延長後半、先制ゴールを決めてイレブンと喜ぶ長沢

 4回戦の3試合が市立吹田サッカースタジアムなどであった。3連覇を狙うG大阪(J1)はJ2清水相手に大苦戦。延長後半7分にFW長沢駿(28)が決勝ゴールを決め、1―0で振り切った。FC東京、大宮など他のJ1勢は順当に準々決勝へ進んだ。

 G大阪の3連覇が、あやうく今大会初戦で消えるところだった。J2に集中するため主力を全員外してきた清水に対し、90分間で決着をつけられず延長戦へ。互いに好機を逸しながら迎えた延長後半7分、MF遠藤の左CKを途中出場のFW長沢が頭で合わせて決勝点。古巣からゴールを奪った背番号20は「ヤットさんのボールが良かった」と胸をなで下ろした。

 U―19アジア選手権でMVPを獲得し、初優勝に貢献して帰ってきたMF堂安にとっては、トップでは今季公式戦初先発だった。シュート3本を放つも後半27分に途中交代を告げられ「最低限のことはできたけど、交代して悔しい気持ちが出てきた」と18歳。12月24日の準々決勝まで約6週間も間隔が空くため、チームは長期のオフを挟み、合宿などで再び調整していく予定だ。

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2016年11月10日のニュース