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FC東京 リオ五輪コンビで8強 V弾室屋「翔哉のボールがすごく良かった」

[ 2016年11月9日 21:15 ]

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦第1日 ( 2016年11月9日    味スタ )

<FC東京・ホンダFC>後半、勝ち越しゴールを決めイレブンと喜ぶFC東京・室屋(6)

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は9日、各地で4回戦3試合が行われ、J

1のFC東京がJFLから唯一4回戦へ進出したホンダFC(静岡)に2―1で逆転勝ちを収め、2年連続のベスト8入りを決めた。

 前半18分に先制を許したが、後半6分にMF中島翔哉(22)がゴール正面で体を反転させながら左足シュート。このボールが相手DFに当たって方向を変え、相手GKが反応したのとは逆のゴール左隅に決まって追いつくと、同35分には中島が中央へ切り込んで相手DFを引きつけ、右サイドへパス。これに抜け出したDF室屋成(22)がペナルティーエリア内に進入して右足で決勝ゴールを決めた。

 ともにリオデジャネイロ五輪代表の2人が決めたゴールで2年連続の8強入り。FC東京入り後、公式戦初ゴールが決勝点となった室屋は「点を取ることは考えていなかったが、翔哉からいいボールが来た。GKの動きが見えていたので落ち着いて決められた。翔哉はいつも僕の動きを見てくれる。翔哉のボールがすごく良かった」と“相棒”に感謝。「タイトルを目指してやっていきたい」と優勝を見据えた。

 4回戦の残り5試合は12日に行われ、FC東京は12月24日の準々決勝で川崎F―浦和戦(12日、等々力)の勝者と対戦する。大会は同29日の準決勝を経て、来年元日に吹田スタジアムで決勝戦が行われる。

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