×

ホンダFC8強ならず 久野先制弾もリオ五輪コンビに決められ逆転負け

[ 2016年11月9日 20:54 ]

第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会4回戦第1日 ( 2016年11月9日    味スタ )

<FC東京・ホンダFC>後半、勝ち越しゴールを決めイレブンと喜ぶFC東京・室屋(6)

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は9日、各地で4回戦3試合が行われ、JFLから唯一4回戦へ進出したホンダFC(静岡)は1―2でJ1のFC東京に逆転負けを喫し、2007年以来9年ぶりの8強入りを逃した。FC東京は2年連続の8強入り。

 前半7分にあわや失点のシーンをGK清水谷侑樹の好セーブやDF中川裕平のスーパークリアで阻止したホンダFCは前半18分、高い位置でボールを奪い、MF香川大樹のスルーパスをFW久野純弥がペナルティーエリア右からゴール左隅に決めて先制。かつてJ1甲府でもプレーした元Jリーガーの意地の右足ゴールでリードを奪って前半を1―0で折り返した。

 だが、後半6分にリオデジャネイロ五輪代表MF中島翔哉のゴールで追いつかれると、同35分にはゴール正面に切り込んだ中島に複数の選手がマークについたところを右サイドのDF室屋成にパスされ、これを同じくリオ五輪代表の室屋に右足で決められた。

 ホンダFCは8月21日に行われた静岡県大会決勝でJ3藤枝を3―2で破り、本戦出場。8月27日の1回戦でJ2岐阜を2―1で下し、9月3日の2回戦では昨季J1のJ2松本に2―1で勝利。史上初めてJリーグ勢を4試合連続撃破してJ1のFC東京へ挑んだが、2007年に東京V、柏、名古屋を破って以来9年ぶりの8強入りにあと一歩及ばなかった。

 4回戦の残り5試合は12日に行われ、準々決勝は12月24日に開催。同29日の準決勝を経て、来年元日に吹田スタジアムで決勝戦が行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月9日のニュース