Ｊ３長野　神野卓哉強化本部長が７日付で退任　リーグ戦２試合を残し…

　Ｊ３長野は６日、神野卓哉強化本部長（４６）が１１月７日をもって退任することが決まったと発表した。

　埼玉県出身の神野氏は修徳高から１９８９年に日本サッカーリーグ（ＪＳＬ）１部の日産自動車入りし、Ｊリーグ発足後は横浜、神戸、大分、ＦＣ東京、横浜ＦＣでプレー。通算成績はＪ１が１５８試合１５得点、Ｊ２が１２０試合３５得点、ＪＳＬが３０試合４得点。２００３年の現役引退後は、横浜ＦＣの強化部長、当時Ｊ２だった鳥取（現Ｊ３）の強化部スカウトを歴任し、１２年から１４年まで３シーズンに渡って当時Ｊ２だった福岡の強化部長、チーム統括部長を務め、１４年１２月に長野の強化部長に就任していた。

　神野氏はクラブを通じて「２年間パルセイロのJ2昇格に、尽力してまいりましたが、ファン・サポーター・スポンサーの皆様の期待に応えられず、大変申し訳なく思います。クラブとの強化方針の違いから、私がクラブを去ることが、クラブ・チームにとって最善の判断だと思い、クラブを離れる事になりました。２年間ご支援ありがとうございました」とコメントしている。

　長野は現在Ｊ３リーグ５位。リーグ戦２試合を残してすでに来季Ｊ２昇格の可能性が消滅している。