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立石GM 15歳久保の技術を絶賛「完成されている」

[ 2016年11月6日 08:10 ]

久保建英 最年少Jリーグデビュー ( 2016年11月5日 )

<FC東京U―23・長野>後半25分、林のゴールにガッツポーズするFC東京U―23・久保

 「完成されている」。FC東京の立石敬之GM(47)は、デビュー戦を飾ったばかりの久保をこう評した。わずか15歳の発展途上の選手に対する最大級の褒め言葉。長野戦でも見せた柔らかいボールタッチについて「止める場所、最初のタッチの質。大人だね」と改めてその技術の高さに称賛の言葉を並べた。

 中でも立石GMが評価するのが、高いシュート技術。欧州ではFWはとくに、ゴールに直結するプレーをして初めて評価される。「とにかくシュートがうまい。うまい選手は日本人もたくさんいる。でもシュートのうまい選手はあまりいない」と評価した。

 その技術の高さは、大分U―18コーチ時代に見いだした、日本代表MF清武をも凌駕(りょうが)するという。「キヨ(清武)もうまかったけど、粗削りだった。技術的には久保の方が上かも。こんな選手見たことない」。まさに規格外の怪物。立石GMは来季も「可能な限りU―23で」と、引き続き日本サッカー界の至宝を高いレベルでプレーさせる方針だ。

 ▼FC東京U―23中村忠監督 攻撃のところでアクセントを加えてくれた。初めての試合の割には良かったと思う。

 ▼長野・三浦文丈監督 (久保に)活躍されて、ゴールされたら一日中映像流されるぞと(選手に)言っていた。

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2016年11月6日のニュース