北朝鮮ＧＫ、故意失点で処分　イラクとの対戦避けるため…後逸、転倒

　アジア・サッカー連盟は９～１０月にインドで行われたＵ―１６アジア選手権で北朝鮮のＧＫが故意に失点したとして罰金千ドル（約１０万円）と１年間の出場停止処分を科したと４日までに発表した。監督も罰金５千ドルと１年の資格停止。２人は来年のＵ―１７ワールドカップに参加できない。

　既に突破を決めていた１次リーグ最終戦のウズベキスタン戦で、北朝鮮のＧＫは相手ＧＫが大きく蹴り出した球に対して飛び出して後逸。さらに追いかける間に転倒し、ボールはゴールに吸い込まれた。試合に１―３と敗れた結果、北朝鮮は準々決勝で、結果的にこの大会を制したイラクとの対戦を避けることができた。