×

J2降格の名古屋“大解体”社長と指揮官退任…闘莉王も退団濃厚

[ 2016年11月5日 05:55 ]

J2降格にともない久米社長ととも退任する名古屋のジュロヴスキー監督

 クラブ史上初のJ2降格が決定した名古屋の久米一正社長(61)とボスコ・ジュロブスキー監督(54)が退任することが4日、分かった。求心力のある2人が抜けることで、元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)の退団も濃厚。1年でのJ1復帰を見据えながら、大解体される可能性が高まった。

 この日午前、愛知県豊田市内のトヨタ自動車本社で佐々木真一副会長と久米社長が会談。辞任を申し出て受理された。持ち回りの役員会を経て正式に承認される。来年4月まで任期が残っていた久米社長は「責任を取るのは当然」と無念さをにじませた。

 久米社長の辞任を受けクラブ内部も慌ただしく動きだした。関係者によると、強化部が続投方針を固めていたジュロブスキー監督も退任の運びになったという。後任監督については親会社であるトヨタ自動車主導で選定され、外国人指揮官を招へいする方針だ。

続きを表示

2016年11月5日のニュース